決め手は間取りの作りやすさ!
家を建てようと思い立ったときは、「センスの良い間取りをつくろう」「住みよい理想の間取りにしよう」など、想像がふくらみ楽しいものです。
でも、ハウスメーカーを選びの検討に入ったとき、意外にも思った通りの間取りが作れないメーカーが多いことに気づかされます。
それは、各ハウスメーカーが採用している構造の制限が大きく間取りに関わってくるからです。
また、断熱工法上の制限や独自のシステムの影響で、希望していた間取りが作れなかったということもあります。
ご自身の希望の間取りを叶えるためにはハウスメーカー選びがとても大事なのです。
そこで、大手ハウスメーカー12社の中で間取りの作りやすさを、ハウスメーカーの決め手とするなら
住友林業
積水ハウス(鉄骨及び木造)
パナソニックホームズ(旧パナホーム)
がオススメです。
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住友林業
間取りの作りやすさは、木造住宅で軸組工法を採用している、いわば在来工法が一番であるとされています。
住友林業は、大手木造メーカーで、工法も3つの手法を選択することが出来ます。
その中でも、マルチバランス構法は、伝統的な木造軸組工法に、さらに耐震性を持たせたものです。
筋交い部分の代わりに「きずれパネル」と呼ばれる建材を用いることによって、強度と間取りの自由性を確保しています。
構造の他、お客様ごとに専任チームを結成して、理想の間取りを一緒に考えていくといった姿勢も、間取りの作りやすさの一因となっています。
積水ハウス
積水ハウスの木造部門シャーウッドは、木造軸組工法を構造の基本としていることから、間取りに制限がかかりにくいというのはもちろんですが、建材の加工がしにくいとされる鉄骨部門の住宅についても、間取りが作りやすいということをウリにしています。
その秘密は、梁勝ちといった構造の工夫で通し柱が不要となり、間取りに自由性を持たせたこと、また、標準の耐力壁の2倍の強度をもつ部材を使用することで、間取りの障害になる壁を取り除けるといったものです。
鉄骨の弱点を補い、大空間を作れるという鉄骨住宅の強みを合わせ持った良いとこどりのハウスメーカーと言えるでしょう。
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パナソニックホームズ(旧パナホーム)
パナソニックホームズの2階建住宅については、大型パネル工法と鉄骨軸組工法の2種が選択できます。
その中でも、鉄骨軸組工法は、少し建築費用がアップするものの、間取りの作りやすさにおいては特筆すべき点があります。
それは、タテヨコ自由自在に15cmきざみなら柱の移動が可能ということ。
これによって敷地の形に合わせて、建物の形を変えることが出来たり、「あと数センチリビングを広げたい」「風呂場スペースにあと少し余裕を持たせたい」など、間取りの融通が格段に利きやすくなるのです。
他メーカーでは、建材の寸法が決まっているので、「あと少し広げたり、縮めたり」という自由性がなく、少し間取りを広げたいと思っても、建材の寸法分(90cmが多い)広げなければならないという自体に陥ります。
その点、パナソニックホームズの軸組工法なら安心して理想の間取りを作ることが出来るんです。