圧倒的に地震に強いハウスメーカーが決め手
日本は地震大国。
日本国内に住んでいる限り、地震に対する安全が確保された地域はありません。
でも、大型地震に繰り返し耐えることの出来るハウスメーカーなら、大きな安心を得ることが出来ますよね。
そこで、大手ハウスメーカーの中でも圧倒的な耐震性を誇るメーカーを紹介します。
ポイントは「構造が強固かどうか」「耐震性に工夫はあるか」「制振装置、免震装置の対応は可能か」などを考えます。
大手ハウスメーカー12社の中で、圧倒的な地震に強いメーカーを決め手とするなら
ヘーベルハウス
トヨタホーム
セキスイハイム(鉄骨)
がオススメです。
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ヘーベルハウス
言わずと知れた超強力な耐震性を誇るハウスメーカー。
全ての軸組のブレース部分に制振装置を組み込んだ妥協のない構造に惹かれて、理数系出身の人達、設計に携わる人達さえもが、こぞって建てているそうです。
コンクリートで囲まれた住宅は耐震性に不利といいますが、ヘーベルハウスについては、コンクリートの軽量化を図った軽量発泡コンクリートを使用。
また、外壁にダメージを残しにくいロッキング工法の工夫もされています。
特筆すべきは基礎の強固さ。
一般戸建住宅なのに基礎は3階のビルでも対応できる仕様というのも驚きです。
地震対策に余念がないヘーベルハウスは、お客様の要望により耐震性のさらなるアップも対応可能。
地盤の状況、お客様の耐震意識に沿った邸別ごとの基礎設計も行っています。
トヨタホーム
鉄骨ユニット工法の、このメーカーは、業界トップレベル125mmの鉄骨柱を使用し、ユニットを構成しています。
他メーカーに同じユニット工法を採用したセキスイハイム、ミサワホームセラミックがありますが、柱の太さ、制振装置の有無、外壁の重量などを考えると、僅差ではありますがトヨタホームに軍配が上がるのではと判断できます。
トヨタホームは、「T4システム」と呼ばれる制振装置を設置し、ただでさえ強い溶接接合された鉄骨ユニットを、さらに強固なものにしています。
これにより震度6以上の地震波の影響を受けても、構造の変形を約20%~70%軽減することが出来るのです。
柱の内部に変形防止プレートを組み込むという、ひと工夫もあり地震に強いトップレベルのハウスメーカーと言えるでしょう。
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セキスイハイム(鉄骨)
トヨタホームと同じユニット工法のハウスメーカー。
制振装置はなく、構造の耐震力のみで地震対策をしていますが、心配は全くなし。
というのもユニットを構成する柱どうしを強力な溶接により接合しているからです。
溶接は一ヶ所あたり4トンもの力に耐える設計で、ユニット一つに12ヶ所の溶接と考えると、48トンもの重量に耐えられるんです。
48トンというと中型トラック、12台分の重量ということになりますが、その重量に耐えるユニットを複数個、組み上げて住宅の構造を作っているのですから、気が遠くなるほどの強さが想像できます。
実際、工場見学会では3mからのユニット落下実験を数十回繰り返してもほとんど、鉄骨柱にたわみはない状態なのですから、その強さは折り紙つきです。
外壁を耐震の一部にしているガイアス(GAIASS)という仕組みもポイント高し。